クラウドベースのIT資産管理ツールは、社内のパソコンやソフトウェア、ライセンス情報などを一元管理し、セキュリティ強化や業務効率化を実現するのに欠かせません。選び方のポイントや導入時の注意点とともに、おすすめのツールを紹介します。
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情報漏洩の多くは、ヒューマンエラーや内部不正といった社内起因によって発生しています。
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目次
クラウドベースのIT資産管理ツールの選び方
クラウドベースのIT資産管理ツールを導入する際には、単に機能の豊富さやコストだけではなく、自社の運用体制や目的に合った製品を選ぶことが重要です。ツールの選定時に、押さえておくべきポイントを解説します。
ツールの特性やタイプを確認する
IT資産管理ツールには、ハードウェアやソフトウェアの管理に特化したものや、セキュリティ対策やログ管理に強みを持つものなど、さまざまなタイプがあります。まずは自社が何を重視すべきかを明確にして、それに合致するツールを選ぶことが大切です。
例えば、PCやサーバーだけではなく、スマートデバイスやクラウド上の資産も管理したい場合は、幅広いデバイスに対応したツールが求められます。また、操作画面の分かりやすさや管理レポートの出力機能など、日々の運用をスムーズにするための機能も確認しましょう。
管理対象と自社環境の適合性を確認する
導入を検討するツールが、現行のITインフラや運用環境と適合しているかは、最も基本的かつ重要な判断基準の一つです。例えば、WindowsだけでなくMacやLinux、モバイルデバイスも管理対象に含める必要がある場合、全てに対応できるか事前に確認しましょう。
また、クラウドサービスやリモートワーク環境が普及している企業では、社外からも安全にアクセスできるクラウド型の管理ツールが適しています。自社のネットワーク構成や、管理したい資産の種類を洗い出し、それに合った製品を選ぶことが大事です。
セキュリティやサポートに問題はないか確認する
クラウド型サービスを導入する際には、セキュリティ機能やベンダーのサポート体制の確認も欠かせません。通信の暗号化やアクセス制御の精度、監査ログの保持機能など、セキュリティ機能が充実しているかチェックしましょう。
また、障害時やトラブル発生時に迅速な対応を受けられるかも、ツールの安定的に運用するには、欠かせない要素です。導入後のベンダーの保守・サポート体制に関しては、サポート窓口の対応時間や、具体的な内容まできちんと確認する必要があります。
他のツールとの連携性も確認する
IT資産管理ツールは、他の業務システムやセキュリティ製品と連携することで、より高い効果を発揮します。例えば、既存のヘルプデスクシステムやログ管理ツール、ウイルス対策ソフトなどと連携できるかは、IT資産の運用効率や管理精度に直結します。
API連携やCSVエクスポート・インポート機能の有無なども確認し、将来的な拡張性を考慮して選定することが重要です。自社のIT基盤全体を見据えたツールを選択し、長期的な運用コストの削減を目指しましょう。
おすすめのクラウドベースのIT資産管理ツール5選
それでは国内で高い評価を受けている、クラウドベースのIT資産管理ツールを紹介します。それぞれの特徴や強みを確認した上で、自社のニーズに合った製品選びの参考にしてください。
SKYSEA Client View - Sky株式会社
SKYSEA Client Viewは、IT資産管理だけではなく、操作ログの取得やセキュリティ対策、ソフトウェア配布など、多彩な機能を備えた総合管理ツールです。クラウド版は社内外問わず端末の状況をリアルタイムで把握できるため、テレワークやリモートワークの環境にも適しています。
直感的な操作画面と分かりやすいレポート機能が特徴で、IT管理者だけでなく現場の担当者にも扱いやすい設計です。ベンダーによる手厚いサポート体制も魅力で、保守契約の内容も充実しています。
SKYSEA Client View│ITセキュリティ対策とリスクの発見を支援
System Support best1(SS1)- 株式会社ディー・オー・エス
System Support best1(SS1)は、資産管理とセキュリティ管理を一体化したクラウドツールです。ハードウェアやソフトウェアの情報収集に加え、ライセンス管理や不正ソフトの検知、USBメモリの利用制御など、企業の内部統制の強化に役立つ機能が充実しています。
さらに、多拠点展開やリモートワークにも対応しており、クラウドならではのスピーディな導入・運用が可能です。サポートも充実しており、導入後の運用相談にも柔軟に対応しています。
IT資産管理ツール・ログ管理ソフト│顧客満足度No.1のSS1
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 - エムオーテックス株式会社
LANSCOPEエンドポイントマネージャーのクラウド版は、資産管理とセキュリティ対策をワンストップで提供するサービスです。端末の稼働状況やソフトウェアのインストール状況を可視化し、不審な操作や情報漏洩のリスクを早期に検知可能です。
クラウド型のため、複数拠点や在宅勤務の環境での運用にも向いており、豊富なテンプレートや自動レポート機能により、IT管理者の負担軽減にも寄与します。
また、使いやすい管理コンソールとAIアシスタントによる支援で、初めてIT資産管理ツールを利用する企業の担当者でも、使い方に迷うことはないでしょう。1台につき、月額300円から使える手軽さも魅力です。
LANSCOPEエンドポイントマネージャー クラウド版 |PC・スマホをクラウドで一元管理。月額300円のIT資産管理・MDM
AssetView - 株式会社ハンモック
AssetViewは、IT資産管理をはじめ、ログ管理や情報漏洩対策・Web閲覧制御など、幅広い機能を備えたクラウド型ツールです。シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性が特徴で、企業の規模や業種を問わず導入実績があります。
クラウドサービスや各種ライセンスの利用実態を詳細に分析し、重複や過剰な契約、未使用アカウントなどの自動検出が可能です。IT関連の支出の無駄を削減し、適正な資源配分を実現できます。さらに、APIによる他のシステムとの連携性の高さも特徴で、多様なIT環境を持つ企業から評価されています。
AssetView【IT資産管理ツール・情報資産管理ソフト】
MaLionCloud - 株式会社インターコム
MaLionCloudは、IT資産管理・ログ管理・情報漏洩対策などを、オールインワンで提供するクラウド型のIT資産管理ツールです。特に、操作ログの収集やアラート通知機能が充実しており、内部不正や情報漏洩リスクの早期発見に役立ちます。
クラウドサービスのため、サーバー管理の手間が不要で、スモールスタートから大規模展開まで柔軟に対応可能です。定期的な自動レポート出力や警告通知機能も搭載しているので、管理者の負担軽減に役立つでしょう。サポート体制の手厚さも含めて、安心して運用できるツールの一つです。
クラウド型情報漏洩対策+IT資産管理・MDMツール MaLionCloud(マリオンクラウド)|インターコム
クラウドベースのIT資産管理ツールを導入する際のポイント
ツールの選定後も、導入スケジュールの調整や社内ルールの整備、利用者への教育体制の構築など、計画的に運用を進めなければいけません。特にツールの定着を促進するには、現場との連携を強化するとともに、業務フローにおけるツールの位置付けを明確にすることが重要です。
また実際の業務に支障が出ないように、段階的に導入を図ることにより、運用開始後の混乱を避けるようにしましょう。加えて、定期的に運用状況を評価し、適宜設定や業務フローの見直しをすることで、ツールの効果を最大化する工夫も必要です。
IT資産管理&ログ管理なら「Watchy(ウォッチー)」もおすすめ
クラウドベースのIT資産管理ツールを選定する際には、管理対象や導入環境に加え、セキュリティや連携性の観点からも慎重な検討が必要です。まずは導入目的を明確にした上で、必要な機能や拡張性を備えたツールを選びましょう。
数あるIT資産管理ツールの中でも、ログ管理も可能な「Watchy」の導入もおすすめです。資産情報の自動収集や操作ログの取得、セキュリティアラートなど、IT管理に必要な機能を網羅しつつ、シンプルな操作性とコストパフォーマンスの高さが特徴です。
必要な機能を選んで導入できるため、まずは必要最低限の機能構成で導入し、適宜拡張を図るのもよいでしょう。PC1台・1機能100円から手軽に導入が可能です。この機会にぜひ、利用をご検討ください。無料のトライアル版も提供しています。
Watchy(ウォッチー) - クラウド型IT資産管理・ログ管理ツール
IT資産管理を効率化するならWatchy|棚卸しもリスク管理も一元化
業務用PCの管理は、セキュリティリスクの低減やライセンス費用の最適化につながる、IT資産管理の中核です。
Watchy(ウォッチー)は、社内PCの操作ログや利用状況を自動で記録・可視化し、抜け漏れのないIT資産管理をサポートします。
- 必要な機能を必要な分だけ導入可能
ログ管理や資産台帳の整備、ソフトウェア使用状況の確認など、課題に応じて柔軟に機能を選べます。 - 1台1機能100円のコストパフォーマンス
無理のない範囲でスモールスタートできる価格設計。段階的な運用にも最適です。 - 非IT担当者でも安心の直感的な画面設計
専門知識不要で扱えるUIだから、情シスを兼務する人事総務部門でもすぐに活用できます。
Watchyを導入すれば、手作業での台帳更新やExcel管理から脱却し、正確なIT資産管理体制を築けます。
まずは以下のお役立ち資料をご覧いただき、自社の管理状況をチェックしてみてください。
▼はじめてのIT資産管理ガイド
https://watchy.biz/contents/document/itam-guidebook/
▼IT資産管理台帳サンプル
https://watchy.biz/contents/document/itam-ledger-sample/
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Watchyで、正確で抜け漏れがなく、業務負荷も少ないIT資産管理をはじめましょう。
運営会社:Watchyは東証グロース上場の株式会社スタメンが開発・提供するサービスです。
Watchy(ウォッチー) - クラウド型IT資産管理・ログ管理ツール

Watchy編集部
従業員が安心して働ける環境を提供するための、IT資産管理、情報漏洩対策、労務管理に関するコンテンツを発信しています。
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【株式会社スタメンについて】 東京証券取引所グロース市場上場。Watchy、TUNAGなど、人と組織の課題解決を実現するSaaSを展開。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)及びプライバシーマークを取得。